無添加のカレーうどん
市販されているカレー粉のほとんどが食品添加物入りです。カラメル色素、酵母エキス、アミノ酸など表示ラベルを見ると多くの食品添加物が入っています。もし無添加のカレーうどんを作るなら、自分で作るしかないのではと思います。
カレーで体にいいのはスパイス
カレー粉はスパイスを何種類か混ぜて使われます。このスパイスは漢方薬にも用いられて食欲増進、疲れなどにいいようです。スパイスはクミン、コリアンダー、クローブス、ウコンなど健康にいいものです。
ところが、ほとんど市販のカレールーには表示ラベルを見るとカラメル色素、アミノ酸などの食品添加物も含まれています。食品添加物を使わないようにするにはルーは市販に頼らずに自分で作ればいいのです。
主に使われるスパイス
カレーに使われるスパイスはコリアンダー、クミン、フェンネル、クローブス、シナモン、ウコン、唐辛子などです。ウコンは色付けのために使われ、唐辛子は辛みです。クローブスは独特な味がするので、最初は抵抗がありますが、加えれば美味しくなります。とろみをつけるには片栗粉を用いますがカレーうどんは汁っぽいので冷めていくととろみが消えていく感じになるので小麦粉を使います。私の店ではコリアンダー、クミン、フェンネルなどを加え、少なめに唐辛子、クローブス、シナモンを混ぜて小麦粉には全粒粉を使っています。これらをフライパンで煎ってきつね色になったところで寝かせて出来上がりです。バターなどは使わず。あくまで食品添加物は不要です。
カレーうどんの作り方
カレーうどんの作り方ですが店によって違いはあると思います。カレー粉はコリアンダー、クミン、クローブス、フェンネル、唐辛子、ウコン、全粒粉をフライパンに入れてきつね色になるまで混ぜます。
煎ったカレー粉を冷まして容器に入れて寝かしたのちに使用します。
私はカレーうどんの汁に、いりこ、鰹節、昆布で出汁を作り、醤油を加えて和風にして、コクに黒糖、酒、玉ねぎを煮詰めてペースト状にしたものを入れます。そして作った自家製のカレー粉を出し汁で溶いて混ぜて煮れば出来上がりです。
カレーうどんとカレーライス
一般に、カレーライスはごはんに絡むように作られます。カレーうどんはうどんと絡むように作られています。私の感じですがカレーうどんのルーにご飯を添えてもべちょべちょ過ぎて美味しく感じません。カレーライスの場合はとろみを多くつける方がいいと思っています。カレーうどんとカレーライスは別物だと思っているぐらいです(笑)。
カレーうどんのカレーは出汁の味は消えるけれども醤油味でありながらカレーの独特の旨さとスパイスの味と辛さががあります。これだけでも味が単調なのでコクを付けます。トマト、リンゴを入れていた時期もありますが、和風のカレー味にあった玉ねぎを今では用いています。ですから、私のカレーにはカレーライスには合いません。カレーライスにかけるカレーをうどんにかけるのとは違います。味は人それぞれ、私は、そう感じます。